プレジャーボート・フィッシングボート等のマリン製品に関する情報やイベントをいち早く発信するヤンマーマリンブログ

九州といえば?!九州のマリン市場をちょっぴりご紹介!

こんにちは

営業統括部です

 

突然ですが、全国に販売ネットワークがあるヤンマー舶用システムの

営業所はいくつかあるか、ご存知ですか?

 

なんと

実に46拠点あるんです(2017年10月19日現在)

 

北は北海道、南は鹿児島まで、全国に存在しております。

 

今回は

九州営業所のひとつ「福岡支店」のお力を借りまして

九州エリアの市場の一部をチラッと皆さんにご紹介いたします!

 

(福岡支店)

 

九州と言えば、海鮮市場も賑わっていますよね!

 

そんな九州の海鮮市場を支えている「玄海灘地区」の市場を

回らせて頂きました!

 

(玄海灘地区)

 

玄界灘は世界有数の漁場としても有名であり、唐津港や呼子港など

一度は皆さんもお聞きしたことがあるのではないでしょうか。

 

そして玄界灘地区にはヤンマーのグループ会社

「玄海ヤンマー株式会社」が6つの拠点を設けております。

 

 

「玄海ヤンマー福岡東店」

福岡市内に拠点を構え、海の中道マリーナに事務所があります。

漁船エンジンの整備、販売が主で、

マリーナ内に所在していることから、業務を一部委託されており、密接な関係性を築いて

おられます。

マリーナにはカジキ用のレジャー艇も多く、時にはバトル用の椅子を艤装することも

あるんだとか!

 

 

さて続きましては、

 

「玄海ヤンマー 糸島営業所」

こちらではカキとしても有名な地域であり、10月から大忙しだそうです。

主に漁船エンジンの整備、販売が多く、

ゴチ網船のエンジン換装やカキ作業船の案件もあるそうですよ。

 

 

ちょうどこれから換装される6LYのエンジンがおいていました!

エビこぎ網漁業の船に換装予定です。

 

エビこぎ網漁業とは

潮の流れにそって、エビの行動に合わせながら網を引く漁業の1つ。

 

漁業の種類は千差万別で、種類も豊富です。

まだまだ知らないことばかりですが、また1つ勉強になりました!

 

あっ、ちなみに

営業所の前に係留していた1つの船が気になったので

覗かせていただきました!

 

 

どこの船だか分かりますか?

実はヤンマーが製造した船だということが分かりました!

「GL36」

なんと25年前に進水した船だそうです

ですが見るからに綺麗ですよね

 

 

エンジンルームも覗かせていただきました!

 

【6LY-UTM】

普段はレジャーで使用するそうです!

 

珍しいものを見させてもらった次に向かったのは

 

 

「玄海ヤンマー呼子営業所」

ここでは技術社員も多く、大きな整備工場を設けております。

営業所の目の前が玄界灘ということもあり、

定期船の検査工事や地場造船の据付工事など、幅広く業務を受け持っています。

 

 

ちょうど若手の技術社員も整備中で、お邪魔にならないよう遠目からパシャリ。

 

若手の台頭は今後のヤンマーを担う人材として、嬉しいものがありますね!

しかしその分、修行期間として充実した人材育成と師弟の信頼関係を築くことは

とても大事なことです!

 

今回はこの3つの営業所を通して、九州の市場を勉強させて頂きました。

 

九州の市場を通して感じたことは、

地域によって、「レジャー」「漁船」の優位性があるということ、

漁業の方法、種類の違いによってアプローチの仕方が異なるように感じました。

 

 

九州では漁船市場のシェアが高く、様々な漁業体系が存在します。

特に玄海灘は波も荒く、過酷な環境でエンジンは使用されるわけですから、

その分、メンテナンスは必要以上に気にかけなくてはいけません。

 

そうなれば、ますます整備士や技術社員には負担がかかることは言うまでもありません…

 

ですので先ほども言ったように、

 

これまで海を支えてきた技術者の技量を引き継ぐ若手の台頭と

師弟で築きあげていく信頼関係が必須ではないでしょうか。

 

偉そうに語ってしまい、申し訳ございません

 

きっとこれから大事なことだと思いますので…

 

今回はご協力いただきました

福岡支店、玄海ヤンマーの皆様ありがとうございました!

 

それでは

 


カテゴリー: その他   パーマリンク

当サイトは記事・写真・イラスト等の無断掲載・転用を禁じます。