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No.3豊かな海づくりのための漁業者・自治体の取り組み【豊かな海づくりの取り組みシリーズ】

皆様、こんにちは!

入社1年目新入社員の上野です!先週までは、12月だけどコート要らないんじゃない?って思うほど、暖かかったのに、今週は一気に冷え込みましたね!ずっと毛布にくるまれていたい、、、⛄🏠(笑)

 

 

さて、「豊かな海づくりの取り組み~栄養塩類管理制度創設に向けて~」のシリーズNo.3!兵庫県の漁業者や自治体が行っている「豊かな海」をつくるための取り組みを3つご紹介いたします。

 

 

 

①漁業者の森づくり

コープこうべや兵庫JCC関係の方と「豊かな森は豊かな海をつくります」を合言葉に、  植樹活動や育樹(徐伐作業)活動を行っております!🌳

 

②海底耕耘

海底をかき混ぜ、硬くなった土や泥・砂を掘り起こすことで、栄養塩環境や底質を改善し、海の生き物が生息しやすい環境をつくります!pisces.gif
令和2年度は漁船延べ2,713隻でなんと22,601haも耕耘したそうです。

 

 

 

③ため池の池干し

栄養素を海へ供給するため、稲の収穫後にため池から水を抜き、池底に溜まった汚泥を除去します。平成20年から実施され、令和元年度には東播磨・淡路地域の69か所のため池で行われました。

 

実は、このかいぼりの取組みは映画化され、全国で放映もされました!!

「かいぼり」についてもっと知っていくために、私も観てみようと思いますgood.gif

④下水処理場の栄養塩管理運転

平成20年度からは、処理水中の窒素濃度を規制の範囲内で増加させる管理運転の取り組みが始動しました。

官民一体で、様々な取り組みを行った結果、、、、、、

少しずつ海の環境が改善!

 

ですが、

まだまだ瀬戸内海の貧栄養化に歯止めがかからず、、、

さらに実効性のある対策が実施することになりました!

次回、最終話→→→2024年に配信いたします!

 

 

                    (拓水778号 2021年8月号)

 


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