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豊かな海づくりの取り組み~栄養塩類管理制度創設に向けて~

 

No.1 豊かな海と綺麗な海は違う!?

こんにちは、営業統括部です!

 

このシリーズは、入社1年目の新入社員である私(上野)が、一般財団法人 兵庫県水産振興基金が発行する「拓水」の特集記事「栄養塩類管理制度創設までの軌跡」をご紹介させていただきます!

 

No.1となる今回は豊かな海と栄養塩類はどのようなものかのお話です🐡

 

豊かな海ってどんな海??

豊かな海とは、食物連鎖を支える植物プランクトンや栄養塩類(窒素・リン)が豊富で、生物たちの生きやすい海のことを言います!

私は、以前まで透き通った青い海=環境にも魚にとっても良い海だと思っていましたが、そうではないみたいです😲

 

 

 

海の栄養が少なくなった背景

かつて瀬戸内海は、高度経済成長期の都市化・工業化の進展に伴い富栄養化が進行し、赤潮等の被害が発生する「瀕死の海」と呼ばれました。

 

その後、排水規制や処理施設の設備等の対策を行い、水質は改善しましたが、今度は「貧栄養化」で魚のえさとなる小さな生き物たちが減少、、、、😥

 

 

海苔の色が薄くなってしまう現象が発生

貧栄養化は、養殖ノリの色落ちとしても現れました。

 

色落ちとは、窒素やリンなどの栄養塩量が不足することで光合成色素の生成に不可欠なアミノ酸が作られなくなり、色調が低下することです。ノリの色落ちは価格に直結するので、大きな問題となりました。

 

 

 

 

兵庫県の漁業者たちは、海の色やノリの色落ちから海の異変に気付き始め、海の栄養塩について調査を行うことにしたのです。

 

次回は兵庫県のイカナゴ減少と栄養塩の関係性にお話ししていきます!

 

(拓水777号 2021年7月号)

 


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